武蔵野楽器で、2時間もいてすっかりお店の方のご迷惑をおかけしてしまいました。
しとしと雨が降る中、上野の森に向かいます。
上野駅公園口の目の前、東京文化会館小ホールが十二音会の演奏会場になります。
本日の演奏は管絃は、黄鐘調の「黄鐘調調子(おうしきちょうちょうし)」「海青楽(かいせいらく)」「越殿楽残楽三辺(えてんらくのこりがくさんへん)」「拾翠楽(じゅすいらく)」です。
舞楽は左方の「還城楽(げんじょうらく)」。右方は「登殿楽(とうてんらく)」です。
「花を贈りたい」
でも団体の方にこれだけの花を贈っても、どうなるのでしょうか?
今回長野雅楽会から5名が鑑賞に行きました。
雅楽の鑑賞は後ろの席の方が全体を見渡せていいと聞きますが、我が会は何故かいつも舞台前の席に座ります。
開演前に舞台を写しました。
午後7時、開演時間になりました。
演奏開始前の笙の火鉢、楽琵琶や楽筝の楽器運びから、美しい様式になっています。
出演者の出方、笙の音に合わせての弦楽器の調弦、三鼓の方の始め方など、姿の美しさはとてもすばらしいものです。
黄鐘調調子が始まりました。
黄鐘調は夏にふさわしいものと聞いたことがあります。
たっぷりとすばらしい音色に心を奪われます。
自分が黄鐘調を吹く時の龍笛の難しさを考えれば、同じ楽器を扱っているとは思えないぐらい、力と説得力のある音色です。
残り楽三辺も篳篥との掛け合いが楽しく、楽筝の力強い音、繊細なカサカサという音を堪能しました。
舞台に近い席のほうがいいかも。
舞楽の時は、笛の方がちょうど目の前に位置になりましたので、生音の息使いまで聞こえてくるようです。
還城楽の楽しさに観客はニコニコしているようでした。
登天楽は清清しい水色の袍に、金色の獅子の刺繍、霰柄に紋が付く美しい表袴、キラキラとしている老懸などが、見るのも美しく、四人の舞い人が揃いながら向きを変える舞い振りの絶妙さ、大きさに驚きました。
そういえば雅楽写真家の林陽一先生とお話しすることが出来ました。
先生のお母さんは昔、長野市にいらしたそうで、先生も長野で過ごされたお話していただきました。
休憩時間は懐かしい方々ともお会いできました。
学生時代に親しくしていた後輩がいたので、終演後にすぐに飲み屋に直行。
我々が終電の新幹線に乗るまでの短い時間でしたが、楽しい時間を過ごすことができました。
帰りも飲むぞー!(自分だけ)
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